従業員のスキルアップに特化したロールプレイ型の研修プログラム『キャリアアップセミナー』をご紹介します。
ロールプレイ型のセミナーは数多くありますが、このセミナーは出来合いのケースではなく、各企業の置かれた環境・良くある条件を把握した上で、目標とする従業員のスキルの「標準化」と「可視化」を織り込んだケースを作成し運営します。人的資本経営が叫ばれている現代社会で、より従業員個人のスキル向上に注目している点で、人的資本経営の入り口につながる取り組みです。
従業員のスキルアップに特化したロールプレイ型の研修プログラム『キャリアアップセミナー』
訓練されたトレーナーがロールプレイの相手役を演じますので、臨場感あるロールプレイで実践につながるスキルを習得できます。
全体の流れ
当プログラムは以下の６ステップに従って研修を実施致します。研修を通じて従業員をどのようにキャリアアップしたいか、という目的とスキルの標準化とケースへの落とし込み、従業員のスキルレベルを可視化する振り返りシート作成について、事前に納得いくまでの打ち合わせを行います。そのことが貴社が必要なオリジナルの研修の構築につながります。
第１ステップ：研修の目的の明確化
第２ステップ：ロープレトレーニング用設定の検討
第３ステップ：振り返り評価シートの作成
第４ステップ：事前研修実施（集合教育）
第５ステップ：ロープレトレーニングの実施
第６ステップ：フィードバック・まとめ
これらを「標準化」「可視化」「良品条件」という切り口で言語化・数値化し、企業特有の業務ケースに落とし込み、スキルレベル評価ができるようにします。言語化と数値化により「良い状態」と「悪い状態」との差が見えるようになり、受講者のスキルアップが可視化が実現します。
各ステップで行うこと
第１ステップ：研修の目的の明確化
初回打合せにて、貴社の研修の目的をヒアリングさせて頂きます。「営業力の底上げを図りたい」「人事面接力を上げたい」「管理職のマネジメントスキルを上げた」等各社目的があります。それらの漠然とした目的を具体的なケースに落とし込むために、目的の明確化を行います。
その中で複数のテーマが出てくると思います。そのテーマを優先順位をつけ研修を開発するテーマを選定します。そして、最終的に研修報告書にて報告する項目を決定します。
第２ステップ：ロープレトレーニング用設定の検討
テーマが絞られましたら、実際にその業務を行っている従業員にヒアリングを行います。内容によってはケースシートを作成頂き、ヒアリングの中で必要なスキルを明確にします。その情報を持ち帰り、当社においてその業界・業務に通じたトレーナーが自分の知見を加味しながらケースを作成します。
作成した1次案を元に貴社と打合せし、実際にそのケースが貴社に適しているかについて検討します。業種・業界・地域により変わってくる部分がありますので、その部分を修正し、ロープレケースを作り上げていきます。
第３ステップ：振り返り評価シートの作成
ロールプレイケースの素案ができましたら、当社にて実際にロールプレイを行って①更なる肉付けと②振り返り評価シートを作成を行います。
第４ステップ：事前研修実施（集合教育）
トレーニング開始前に受講者と研修管理者の方に①研修の目的②研修の進め方（特にロールプレイの進め方）③着眼点（振り返り評価シート）の説明を行います。可能であれば受講生の上司の方が出席することをお勧めします。
オプションで受講生に対しジョブカードを作成するキャリアカウンセリングを設定しています。研修の前後での自分の変化・成長を自覚するのに、研修前後２回のジョブカードを媒介にしたキャリアカウンセリングが非常に効果的です。
第５ステップ：ロープレトレーニングの実施
ケースを使ったトレーニングを当社のトレーナーと行います。ケースの内容により時間が異なり、概ね1回あたりの研修は60分間～90分間行います。１回のトレーニングの中で２回同じケースを行います。１回目の良くなかった点を補正した形で２回目を実施します。
トレーニングは録画され受講者と研修管理者に共有されます。トレーナーは動画を元に振り返りチェックシートを作成し、動画とともに提供されます。社内において動画を元に再検討することで更にスキルが定着されます。
また、各トレーニング動画は夢ロープレ研究室スタッフが確認し、必要ならばケースに追加、修正を行います。
第６ステップ：フィードバック・まとめ
全てのトレーニングが終了後、当初取り決めた項目に沿った形で研修報告書にまとめ、最終報告ミーティングを行います。その中で十分に質疑を行い、最終的にはその質疑内容を織り込んだ形で報告書を提出致します。
研修費用
当プログラムは各企業様のご希望に沿って研修内容を組み立てますので、詳細打合せにて研修内容を固めた上で見積りさせて頂きます。参考まで下記に費用の目安を掲載いたします。
研修コース例
【事例1】社員3名・ロープレシナリオ3件・研修前後のキャリアコンサルティング有りのケース
キャリアアップ助成金・人材開発支援助成金でOff-JTとして適用可能なプログラムです。
当プログラムはマンツーマンのロールプレイ研修が中心のためキャリアアップ助成金・人材開発支援助成金の適用可能です。派遣社員・有期雇用社員を研修を機会に正社員に登用し、能力を活用することをお考えの場合、これらの助成金を使うことで正社員化にともなう人件費負担の軽減を図ることができます。
※キャリアアップ助成金・人材開発支援助成金の適用をお考えの場合、当社提携の助成金サポート実績が豊富な社会保険労務士が助成金申請のお手伝いをします。過去 10 年以内に同一企業において、おおむね６年以上継続して正規雇用（自営や役員など、労働者以外での就業を含む）として就業経験がある方の場合は訓練分野に関係なくOJTも助成の対象となる「有期実習訓練型」の対象にならず、Off-JT関係のみの女性となる「人材育成訓練型」となります。
※全く業種の異なる企業で25年正社員として勤務していたシニアを対象とする場合→「有期実習訓練型」の対象外となります。
＜運営会社＞
