国家資格キャリアコンサルタント試験第23回試験結果

7月に実施されました第23回キャリアコンサルタント試験の結果発表がキャリアコンサルティング協議会(キャリ協)、日本キャリア開発協会(JCDA)から発表になりましたので結果を整理しました。今後の受験の際に参考にしてください。

全体のまとめ(今回は学科試験3,188人、実技試験2,855人が合格)

<出典> 
キャリアコンサルティング協議会:第23回キャリアコンサルト試験結果(PDF)
キャリア開発協会:第23回キャリアコンサルタント試験結果(PDF)

受験者数

受験者数は学科試験、実技試験とも前回に対し大きく下回わる、学科試験3,812人、実技試験4,532人となっています。過去の傾向を見ると7月受験の受験者数は3月受験の受験者数から毎回大きく減少していますので、今回も同じ傾向だったといえます。

合格率

【学科試験】
非常に合格率の高かった第22回の82.2%を上回る83.6%の合格率となっています。従来見られた難問、奇問が少なくなったのがこの結果に表れているのかもしれません。今後もこのような傾向が続くかについては分かりませんが、実技試験という大きな関門がある以上、学科試験をいたずらに難しくして合格率を下げる必要はないかもしれません。

最近2回(22回・23回)の試験は平均点が77点前後で合格率が80%を超えており、2つの試験実施機関で殆ど差はありません。この平均点、合格率を見れば決して難しい試験とは言えません。

【実技試験】
ほぼ前回の64.6%と同水準の63.0%となっています。傾向としては変わっていません。

【学科、実技試験同時受験者】

学科、実技試験同時受験者は3,220人、合格者は1,955人であり合格率は60.7%でした。前回59.3%なのでほぼ横ばいの状況です。

受験団体・受験資格別実績

【学科試験】
養成講座修了者が実務経験者より合格率が高い傾向は変わりませんが、前回より合格率の差が縮小しています。実施団体ごとの合格率を見ても大きな差が見られませんでした。

【実技試験】
養成講座修了者と実務経験者の差は約15%で、前回と同水準の差となっています。養成講座修了者についてはキャリ協とJCDAとで合格率に大きな差はありませんでしたが、実務経験者は前回に続きJCDAがキャリ協に対し合格率が10%以上下回っています。この傾向は従来より続いており、実務経験者が受験するのであればキャリ協の方が良いのかもしれません。

まとめ

国家試験キャリアコンサルタント試験の第23回の試験結果を見てきました。従来からの傾向は続いており大きな変化点は見られませんでした。今後に向けての注目されるポイントは学科試験が易しく、合格率が高い状態が続くかにあります。もっとも簡単だから学科試験の学習時間を減らして良いと言える状況ではありませんので、受験される方はしっかりと対策をされることをお薦めします。


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